令和6年2月26日。この日は「LEAVES」の18回目の誕生日です。18年。長いけれど、私の人生の中では三分の一。これをもっと続けて行って、人生の半分、それ以上としていけるよう、頑張りたいと思っています。
毎年毎年、この日の気持ちをこうして綴っていけるのは、この日にずっと変わらずに、お祝いの作品を作って贈ってくださるcoolmoonさんのお陰です。本当に感謝しています。
今年頂いたのは春一歩手前の山の風景の中に、沢山の福寿草が咲き乱れている絵。とっくりセーターに青いコート、ポケットに片手を突っ込んで煙草をくゆらすギンコさんが、その花を眺めながら足を止めて居る姿。色の浅い空の色には、胸にすっと入ってくる澄んだ空気を感じます。
さむっ、と首をすくめることも無い穏やかな表情や、ゆるやかな風に煙草の煙が広がる様子にも、すぐ其処まで来て居る春を感じました。そうか「LEAVES」の誕生日は、春を目前にした日だったんだなって、初めて思う。そういう気付きも嬉しいものです。
福寿草は2月26日の誕生花なんだとcoolmoonさんに教えてもらいました。毎年、まだ残雪のある中、山道の脇でひょこりと顔を出し、ひとつ、またひとつ、そして段々仲間と寄り添うように、可憐に咲いている福寿草の姿を、これからは特別な思いを込めて見られます。
細かい花弁と蕊、花影にのぞくギザギザで濃い色の葉。ひとつずつ表情が違っていて、それぞれに愛おしい。きっと心を込めて描いて下さったこの絵、宝物ページにこうして飾らせて頂きました。
以前に比べ、ぐっと作品の投稿数が減ってしまいましたが、それでもこの先も、やめずに「LEAVES」を大事に思い、物語を書き続けていきますので、coolmoonさん、どうぞ見守ってやって下さい。私もcoolmoonさんの活動を応援しています。ほんとうにありがとうございました。
R06.0.303 惑い星