月さん、こと、coolmoonさんに書いて頂いた挿絵!です。もう挿絵と断言してしまいますよ〜。読んだ方には分かって頂けると思うのですが、先日までBlogで連載していた「物言わぬ宵」というシリーズのワンシーンを書いて頂きました。ずばり七話のシーンですねー。物語が大きく動く、とても大切なシーンです。

 あ、このお話は、実は月さんからのリクエストで書いたものでもありまして、難しかったですが楽しく書かせて頂きましたよ。

風にひらひらと揺れる白い着物の裾。ほのかに月の明かりを染み込ませたその髪。本当は辛く切ない場面だというのに、ギンコはどうしてか幸せそうに笑っているんです。今まで生きてきたことを振り返り、そんな中化野に出会えた事を、幸せだと思っているんです。今、まさに共にいる最後のひと時となるかも知れないのに、その辛さを自分自身にまで隠しているんです。

 背景の美しい星々までが切ないです。、波の白く弾ける色を見ていると、波音が聞こえてきそうです。ああ、なんという素敵なイラストでしょう。惑は幸せものですーっ。月さん、本当にありがとうございました。私こそこの出会いに山ほどの感謝を! 気が向いたらまた書いておくれ!←コラコラ

12/08/28